4月30日は、岐阜県揖斐郡にある両界山横蔵寺の柴燈護摩のお手伝いによせて頂きました
伝教大師が自作の薬師如来を祀ったお寺で、比叡山の薬師さんと同じ木で作られたと伝わっております
信長の焼き討ち後、横蔵時の本尊が比叡山に移り今の根本中堂に祀られております
横蔵時には、本尊の中にあった胎内仏が残されています
岐阜の正倉院とも言われて、重要文化財の仏像が二十二体も安置されています
そんな横蔵から出たのが妙心上人というお方です
普寛様の存命中と同じ頃に諸国を行脚して、富士行者として食日一行という行名で修行をされました
37歳の頃に感得を得て山梨の御正体山の洞窟で断食入定をされました
廃仏毀釈後、明治天皇のお目に触れ、山梨より生まれ故郷の横蔵にもどされました
今も舎利堂に入定の御姿のまま祀られてあります
その上人の200年祭として柴燈護摩が執り行われましたのでお手伝いに寄せて頂いた次第です
名刹であり、よい参拝が出来ました 拝