22日から24日まで御嶽山夏山登拝を仕えさせて頂きました
今年は32名での登拝です そして個々別々ではなく「家族」として徳を積むことを第一に仕えさせて頂きます
15日の奉告祭において、九合目まで登拝するようお告げがりました
平成26年9月27日の噴火以来、3年ぶりの九合までの登拝に心が奮い立ちます
22日は登る7名が新滝で水行を仕えました
清滝は6月25日の地震で小屋が使えない状態でした
大又では、翌日の登拝が御嶽山を再び開闢する意味ある登拝であるとお告げ頂き、霊神様たちも登れることが楽しみで、7名の後ろについて登って頂くとのことです
23日は慰霊祭をつかえさせて頂きました
清掃奉仕できれいにして頂いた香霊殿で慰霊を申し上げ、出発
田の原に着いて、登拝する7名は三笠山を参拝してすぐに登拝を開始します
遥拝所から先に足を踏み入れるのが3年ぶりで、ありがたさと懐かしさ、記憶をたどりながら陀羅尼や唱歌を唱えて歩みを進めます
だんだんと雨が降ってきて、気温も14℃程度になる中を大江権現、金剛童子と登っていきます
ただ道は通れるようになったものの、この日登っている講社は我々だけでした
登山の方々がちらほらとすれ違いましたが、後で聞くと噴火の遺族の方々の慰霊登山であったそうです
金剛童子から先は、例年にましてきつい、しんどい道のりでした
陀羅尼、唱歌に加えて登拝者の霊神様の名も呼び出して登ります
雨風はこれぞ御嶽山と横降りになってきて、息も白くなる中を3時間かかって九合目の石室・入山規制の限界まで到着致しました
噴火より3年 徳を積むという道で利益を頂いてきた事を御礼申し上げ、我々 先達や信徒皆様が3年積んだ徳を全てお使い下さいと7名が涙ながらに祈祷させて頂きました
その間 ふもとでは遥拝所で読経の行を雨の中仕えて頂き、長い時間 7名が戻るのを案じながら待って頂きました
祈祷終了後は、初めての王滝口の下山でしたが事故なく無事に下山し、夏山登拝が無事に満行出来たことは神様霊神様の御守護に他なりません
登れない間 徳を積んで利益を頂いたのですから、登って徳を積ませて頂いたからには更なる利益・徳の返しを頂けますし、また来年も徳を積みに登りたいーそう強く思わせて頂きました
返しの守護を楽しみに、来年の登拝がより良いものになることを楽しみにしております 拝
八十度も 登りてみれば 誠にぞ
我が住処は 御嶽とぞ思う