12,13,14日の三連休に年ごとの四国・石鎚山登拝を14名にて仕えさせて頂きました
石鎚山は天候の心配をすることが多いですが、今年は台風19号の影響が大きく案じられて、一時は登る事も無理かも、と思っておりましたが台風が東へと進路を取ったために予定通り12日に出発
高速道路では風は強かったですが、四国への連絡橋は明石大橋や淡路・鳴門は台風に近いので瀬戸大橋まで回って向かいました
今年は東京からも2名の女性の方が登拝参加して下さいましたが、11日夜から夜行バスで松山まで来たために台風の影響も最小限で無事に合流できました
石鎚神社にて水行を仕えた後、ロープウェイにて成就へ向かうのですが、強風のためいつ止まるか分からない中、叔父が事前に連絡・手配をしてくれていたおかげもあり、我々が来るまで運行をして待っていて下さいました
もちろん揺れはありましたが、最徐行で無事に成就へ到着
先達も成就まで来れないかも、と思っていましたので一安心です
13日 霧の中を頂上へ向けて出発
唱歌や陀羅尼、「なんまいだあ」と唱えながら登っていきます
試しの鎖では新客の方4名が初めての鎖行をして頂きました
5代目も怖がりながら自分の手と足で登り切りました
夜明かし峠を過ぎた頃には霧も晴れてきて、紅葉が真っ盛りの山容を拝する事が出来、我々を待ち受けて下さった思いが致しました
二の鎖からは違う道から合流する多くの登山客と共に鎖行をして頂上へ到着 真っ青な青空の下 天下泰平や国土安穏
台風の被害・被災地の復興を祈って徳を捧げる事が出来ました
我々の積んだ徳は、苦労・困難のある時には徳が鎖と現れて我々を導いて下さると後にお告げを下さり、無事に満行をすることが叶いました
帰路は初めてのフェリーでの道中です
いよ西条市内で入浴・食事をして20時過ぎにフェリーに乗船
新鮮な体験の中 船内でも登拝者みんなで和やかに時間を過ごすことが出来ました
台風という大きな災害があった中での登拝でしたが、これからも徳を積んでいかねばならない思いを強くした登拝でもあります 「自分たちのところに来なかったから良かった」ではなく国土全体、国全体をこれからも祈り続けて参りたいと存じます 拝